「2017年12月」の記事一覧

破壊・創造・維持

組織改革

現在のような激動期の組織は、下記のような三種類の型の複合体とならざるを得ない。 A.破壊(時代に適応しない部分を壊し、捨てる) B.創造(時代に適応した型をつくる) C.維持(時代の変化に柔軟に適応し、安定化を図る) こ […]

正論に負けた上役

管理職

加藤清正は、現在でも熊本では人気があるが、部下の使い方が巧みだったという点で定評がある。「知」と「情」の使い分けが大変上手かったようだ。 特に、優秀なよそ者を登用することで、古いセクションや古い考えにしがみつきがちな家臣 […]

改革派と保守派

組織改革

里見忠義(さとみ ただよし)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての大名である。安房里見氏の当主里見義康の長男で、安房館山藩2代藩主だった。慶長十九年(1614年)、「幕法違反」という名目で事実上の御家取り潰しとなった […]

「生き字引」の成長

人事異動

徳川義直は、家康の九男で尾張の藩祖である。よく部下の意見を聞いた人物だ。いつも「なんでも言え」と言っていた。 義直は自分の性格を知っていた。彼は「私はすぐに立腹してしまうという欠点がある。だから、腹を立てているときは、絶 […]

世論に押し流された浪士たち

管理職

一般に呼ばれている「忠臣蔵」とは、江戸時代元禄期に起きた「赤穂事件」を基にした創作作品である。従って、年末になると必ずテレビ番組でドラマなどの特番が行われるが、そのほとんどは史実よりも脚色に重点を置いたものとなっている。 […]

退任の挨拶

退職・異動

松永久秀(まつなが ひさひで)は、戦国時代の武将である。官位を合わせた松永弾正(まつなが だんじょう)の名の方が有名かもしれない。 久秀は、主人の三好義継と一緒に、三好の主人である将軍足利義輝を殺し、更に主人の三好も殺す […]

ページの先頭へ